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■患者さん、職員からのご意見をもとに改善に努めています
私たちの病院に関わる、入院患者さん、介護サービスを受けている利用者、そのご家族の方からのご意見は、直接アンケート調査をおこなったり、目安箱に気が付いたことをご記入して頂いたり、また職員にお伝え頂くと、院長まで伝わる態勢になっております。そのようにして得られましたご意見をもとに、対策を考え、できる範囲で、できるだけ早く改善に努めておりましたし、今後も努めて参ります。
入院の方の病棟は、患者さんの生活の場でもありますので、快適な生活ができるよう、心がけております。また現場の職員の意見は、院長が一人一人の職員(約120名)と直接面接をして聞いており、話し合い、そこで生まれてきた様々な試みに挑戦してきました。
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今後も当病院をご利用される方が、快適に、満足されるように努めて参りますので、積極的にご意見を下さいますようお願いします。できるだけ、皆さまのご意見を反映させ、ほんの少しずつでも、よりよい方向に改善していきたいと考えています。

■患者さんが希望される診療をおこなうよう努めています
患者さん各自が希望される診療の「かたち」がありましたら、できるだけそれに沿うように診療するよう努めています。患者さんやご家族に、医師や医療従事者が、専門家としての医療アドバイスを差し上げますが、どのような治療法を希望されるか、あるいはどの程度の治療を希望されるかというのは、それぞれの患者さんやそのときの状態などで異なってくると考えます。特にご高齢の患者さんの場合には、ご本人の意思、あるいはご家族の意思をよくお聞きした上で、ご希望される治療をおこない、ご希望されない治療は、こちらからはしないようにしています。
医療や病気のことはよくわからないと思われる方でも、ご本人、ご家族と常によくご相談しながら、適切な治療を進めていきますので、ご安心ください。ちなみに、診療に関するご希望を明確にするため、「わたくしの診療に関する希望書(事前指示書)」を書いて頂き、その参考にしています。

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■職員の知識・技能の向上に努めています
看護レベルを向上させるべく看護師勉強会に特に力を入れています。
内容は、看護記録、看護計画、問題点の立て方から始まり、脳血管障害の患者さんを例に、実際の患者さんの看護上の問題点を探るべく、病態生理、観察のポイントなどを根本から勉強しました。摂食嚥下、排泄、清潔、更衣などにおけるセルフケアの不足を補うのに、まず不足機能の評価をし、個々の患者さんに合った内容とレベルの援助を提供するようにしています。さらに、看護基準、手順の見直しを進め、褥瘡の評価と対策、院内感染対策などのテーマに取り組んでいます。
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介護職員、リハビリ職員は、外部研修と各部署での院内勉強会に取り組んでいます。今後重点を置くことは、クリニカルパスの作成と、症例に基づいた、看護計画作成における看護上の問題点、対策、評価のさらなる検討です。

■介護サービスの質の向上に努めています
長期療養の患者さんには、介護サービスの質の向上が大きな課題と考えて取り組んでいます。上記の勉強会と連動して、機能障害による摂食嚥下、排泄、清潔、更衣などのセルフケアの不足を補うのに、個々の患者さんの不足機能の評価をし、個々の患者さんの状況に応じたきめ細やかな内容とレベルの援助を提供するようにしています。
具体的には、食事介助であれば、摂食嚥下機能の評価に基づき、その患者さんにあった食事のセッティングの仕方(患者さんの左側に○○を用意するとか)を工夫し、自助具(特別に改造したスプーンなど)を用意するとか、主食やおかずを柔らかくするとか、食べやすい大きさにするとか、水分でむせやすい方にはお茶のトロミを強くするとか、口の右側から食べるように介助するとか、そういった個々の患者さんごとにいろんな工夫を試してみて、最良の組み合わせを「患者情報」として蓄積し、その患者さんにはいつでもどの職員でも同じサービスを提供するようにしています。さらに気がついた工夫があれば、新たに「患者情報」に加えていき、すぐに実践できるようにし、また、定期的にやり方の内容そのものを院内の集まりで発表しあい、評価し直し、改善するように取り組んでいます。

■医療事故対策に努めています
リスク・マネジメントの観点から、「医療事故をなくすために」のテーマで、山本病院・大倉記念病院合同の院内会議で、作成した資料を配布し、意識改革を目指してきました。
今までは、医療事故への基本的アプローチの仕方、取り組み方、なぜ起こるのかといった考え方から始まり、他院での実際の事故の事例、種類と内容の分析、要因分析の手法を使った事例などを紹介し、どんな事故が起こりやすいか、どんな時に起こりやすいかなど、啓発に努めてきました。また、当院での事故、インシデント(ハット、ヒヤリ)の報告を義務づけ、報告の仕方、対応の仕方も明示しています。
インシデントの報告例については、山本病院・大倉記念病院合同の院内会議でその要因、原因を十分に分析し、対処方法を一緒に考えた上で、みなに提示し、実践し、さらにそれを再評価するように取り組んでいます。院内感染についても、病院の統一見解として予防、対処のマニュアルを提示し実践しています。
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